■
一歩前に踏み出せば素晴らしい景色が見える筈
現在、教えているオンライン授業のUSの生徒たちは、何かを挑戦することに、大変、意欲的である。
自分で何かを見つけてきて、これを受けたい、これに挑戦したい。と、自分から交渉してくる。
私の師も、あれを受けて見れば?あれはどうだろう?と、沢山勧めてくださったし、紹介状や、サインなども快く無料でしてくださった。
日本では、何かと、息子の習い事でもそうなのだが、先生の恥になっては…。とか、まだまだかしら…。と、謙虚になってしまうのだが、うちの息子は、インターナショナルのような学校にいたし、私が、海外に行くときは連れて行って、色々な国の保育施設に預けていたので、先日も、上級の大会に絶対出たい(ピアノではありませんが)と、先生に自分で交渉してきたそう。
先生も、「うーん」と、唸っていたそうだが、息子の熱意に可能性を見つけて下さった。
今年も、音大受験生や、受験生の伴奏で、今週はフルタイムになるのだが、意欲というものは、絶対に結果にもつながる。
コンクール審査員などにも携わり、近日、取材で何を話そうかしらと、考えているところなのだが、一歩踏み出さなければ、景色は変わらない。
もし、嫌な景色だとしても、必ずいつか素晴らしい景色が待っている。
たった一歩、踏み出す勇気が出ない。一歩、踏み出すのに考えすぎてしまう。
机上の空論にならず、一歩でいいので、踏み出してみよう。
必ず、学ぶべきものや気づきがあるはず。
そして、誰かの心を動かすはず。
先生も、生徒さんも、少しでも多く演奏の場を増やしましょう。
発表会の準備も大変。発表会がない。発表会で準備するだけでは物足りない。という方が、気軽にコンクールなども参加してみてください。
結果を求めるのではなく、経過を大切にする。それにより、結果がついてくる。という、学びになります。
まず、挑戦しないより、確実に上手になるので、それだけで上達します。
本番が多ければ多いほど、本番慣れをするので、上手になります。
練習法、上達法、夢を実現させる方法は、私の執筆本「自立できる子に育てたければピアノを教えなさい」に、詳しく書いてあります。
今年のもうひとつのメッセージ
先日の、「亀裂」で、少し嫌な年なのかなと思ってしまいますが、今年は、「変化」というのも、感じています。
もしかすると、全体が少し、今までの感覚ではなくなりつつあるのかもしれません。
ほんの少しですが、ここ数年よりいい方向に行くのではないかという期待をしています。
なにはともあれ、感情に流されるという面があった世の中も、少しずつ、「冷静に、今ある中で、今できる事を」が、定着しつつあり気がします。
いろいろな噂が流れたとしても、冷静な情報と判断というのは、何事にも求められるものです。
忘れ物も減ってきました
小学生の息子の忘れ物も減ってきました。
2.5キロ離れた塾に、傘を忘れたのですが、後日、自転車に工夫して乗せて、帰ってきました。
親が取りに行ってあげない。
これは、とても大切な事。
先日の雪の日も、30分かけて歩いて、びしょ濡れになって帰宅。
雪で遊んでくることはなく、帰ってきました。
スイミングには、うちの息子ともう一人しか、来ていなかったそう。
雪だからといって、休むというのは、選択肢にありません。
大人になって、雪だから仕事を休むのですか?
長男の受験の日も雪でした。
雪でもなんでも、行かなければならない時は行かなければならない。
びしょ濡れになって、実力が発揮できなかった子もいたそうですが、タフな精神力というのは、幼少のうちにしかつけられません。