Kanonピアノ教室の日記

指導歴26年の海外ピアニスト講師がつづります。英語も教えています

40代からの歯科矯正 体験記

 子育てが終わってから、金銭にも余裕ができ矯正したいという方も年々増えているそうです。

 私は、10代の頃に親にしたいか?と聞かれ、当時、銀色の器具が嫌で、断ったのを覚えています。

 大人になり、USで、ピアノを教えていた時、とあるアメリカ人の男の子が「先生、歯が折れてるよ」というので、「これはね、歯並びが悪いだけなんだよ」と、説明w

 

 別のアメリカ人の女の子には「先生、歯がドラキュラだね」というので、「これはね、日本では八重歯と言って、可愛いとされているんだよ」と説明w

 

 子供は全く悪気がないのでそこが可愛いですよね(><;

 

 極めつけは、アメリカ人のママさんに「先生、40歳に見えませんね。どんなに老けて見ても、26歳です。でも、なんで、矯正しないのですか?」

 

 あちらの方ははっきり言うので、英語だしいいけれど、日本語に翻訳するとめちゃくちゃ失礼ですけれど…w

 「本当はずっとやりたかったんですが、仕事、子育てと時間がなくってね」と、答えますと「先生、今からでもやった方がいいですよ。アメリカではみんなやりますし、就職の時に、歯科矯正しているかなどもステータスとして見られたりします。ハリウッド女優さんも年齢と共に崩れるので、定期的になおすそうで、私も時々チェックに行ってるんですよ。歯磨きもしやすくて、虫歯になりませんし、長い間、自分の歯で美味しいものを食べたいと、年齢がいってもなさる方も多いのですよ」と、50代の彼女が、口を開けて、内側にある矯正を見せてくれました。

 確かに、笑顔もきれいな素敵な方です。そして、矯正前のお写真を見てびっくり。

「歯をなおすと、口角も変わるので別人みたいでしょ」

確かに…

 

息子二人も矯正。一人は、矯正中です。

 9歳の次男は、上唇小帯という、唇から伸びる筋?(専門家ではないので、素人の書き方で失礼します)が、長いので、前歯がすきっぱ。加えて、出っ歯だし、顎に対して、歯も大きいので、矯正が必要な状態です。

 上唇小帯切除はしなくても矯正でなおることもあるそうですが、戻ってしまうケースも多いそうで、親の判断で切除しちゃいました。

 コンプレックスがなくなるというものありますが、何より、歯ブラシがしやすく、虫歯になりにくいという事が、一番の利点です。

 動かした2~3日は、少し痛いので、痛み止めの薬を飲むか、雑炊などにしてあげると、そんなに、苦しくないようです。

 子供に関しては、当人がどれだけ、矯正に対して、継続できるのかという事を、わかりやすく説明して、理解できてから始めるようにしています。

 

一番聞かれるのが矯正期間

 矯正期間には、歯の状態や年齢によって個人差があるのですが、私は、親知らず4本、健康な歯を4本、計8本の抜歯期間の後、3~4年、経過観察1年くらいでした。

 私は、戻りたくないので、夜間は補定器を終了後も2年くらいつけています。

 矯正終了した途端、マスクになっちゃいましたけれどw歯磨きもしやすいし、頭痛や肩こりもなく、また、笑う事も躊躇しなくなりました。

 年齢が上がれば上がるほど、リスクや、骨が固まりにくい(骨折と一緒で)ということを、きちんと先生が説明してくださったので、信頼できる先生に出会えたなと思います。

 何にでも、リスクはありますから、そのリスクを理解したうえで、早い方がいいに越したことはないそうです。

 夫は、親知らずの歯磨きが届かず、疲労とで、膿がたまってしまい、親知らずとその隣の奥歯を抜く羽目になってしまうという歯の不調もありました。

 親知らずは、歯ブラシが届きにくい上に、下の歯を抜くときはリスクもあり、腫れますので、なかなか、抜歯に踏み込む方も少なく、そこからの歯槽膿漏などのトラブルも多いそうですね。

 現在は、マスクなので、今のうちにと矯正、親知らずの抜歯などされる方も増えているそうです。

 1点の情報なのでわかりませんが、知人はかなり安く、それ以上はお代不要というクリニックに行き、下あごが、上あごより出てしまった方もいました。

 個人差があるので、それ以外は不要というのは、少しおかしいのかもしれません。

 そういうトラブルを避けたい場合は、きちんとした歯科矯正の資格のあるクリニックを選んだ方がいいかもしれません。

 子育てが落ち着いて、習い事より歯科矯正!と、ずっと気になっていたことを始めて見て、私はとても良かったと思っています。