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運動不足は命の危険も招く
先日からの、運動不足の話題です。
毎年恒例の年始に、スキーとスノボ旅行に行ってきました。
ほぼ、毎年行っているのですが、年々、無理はしないように、上級者コースに子供が行きたがったら、陸上選手だった年下夫に行ってもらっていました。
毎年行っているので、子供たちの上達が目まぐるしく、年々スピードについて行けません。
ほぼ、一人で滑っていたら、リフトで一緒になった白人さんに「Hello」と、言われ、私が英語が通じると思ったのか、色々会話がはずみ…
彼は20代でオーストラリア人、お友達ときたそう。スキーは何年やっているのかと聞いてくる。
本当は30年だけど、彼は私を若いと思っている様子なので「数えられないくらい長い」と答えると彼は、まだ2年だという。
「一緒に滑ろう」と、言い出し、これは、夫や子供に見られたらまずい…
いや、家族がいるからと逃げるが、連絡先を聞いてくる。
これは、ナンパというやつか!
久しぶりすぎて忘れていたw
しかも、息子との方が年が近いではないか!
どうにか、逃げ切って、滑っていると、
後ろから、ずっどーん!
スノーボーダーが止まれず私にぶつかってきた!
いろいろある日だな…
たまたま近くで指導してたインストラクターのおじいさんが、私がケガしたと思い「大丈夫?!」と、聞いてきてくれた。
うーん。。痛くもなんともないから大丈夫かな。と、立ち上がると、ぶつかってきた青年が苦しそう…
「大丈夫ですか?!」ときくと、答えない。
「レスキュー呼びますか?!」ときくと、頷く。
被害者は私だし、このまま逃げてもいいのだけれど…息子と同い年くらいに見えたので、放っておけず、「降りて助けを呼んできますね!」と、親切に人助け。
結局、彼は中国の方で、家族が傍にいない。通訳を呼ぶという。
万が一の裁判になっても、ぶつかってきたと答えてくださいとレスキューに言われる…
そのまま逃げてもよかったのに、しかし、こういうことは、もらい事故でも、衝突になるわけだからと、貴重な時間が過ぎていく…
彼は歩けないみたいだし、ケガしているそう。
結局は、100%被害者なので(目撃してたインストラクターのおじいさん、ありがとう!)無事に、和解して終了。
おじいさんに「ふつうは、ぶつかられた方がケガするのに、君は運動神経が良くて転び方がうまかったんだね」と、何故か褒められる。
いえ、5年前、スキーで転んで、足の爪が全部はがれてしまったり…
数年前は海で死ぬかと思ったし…
いろいろ、スポーツは危険も伴うため、過信してはいけませんね。
海で流される
元々、旅行が趣味で意気投合した夫婦。毎年海外も含め、色々な場所に(仕事も含め)行っていたので、色々な事件は起きる。
息子はグアムで、熱中症になるし、マレーシアの海では、波が凄すぎて、流されそうになったりと、自然の力はおそろしい。
5年前とある、海外の海でのこと。
息子が、少し離れた、島というか、岩場迄行きたいという。
海辺からは近く見えたのだが、恐らく500mはあったのではないかと推測する。
いいよ!と、二人で泳いで一つ目の目的である岩場に到着。割と余裕に到着したので、「じゃあ、もう一つのあっちの岩場に行ってみようか。」と、また、500mくらい離れた二つ目の岩場を目指してすぐ出発。
もちろん、足は届かない深いところ。
これが、失敗したと、後に反省することに…
半分まで来て、体が疲れてきた。
水も冷たいので、体力も消耗する。
ちょっと、上向きで浮かんで、体力を休めよう。と、浮かんで休んでいたら…
気づいたら、岸からも、二つ目の岩場からも、どんどん遠くへ流されている!
時間はちょうど午後の満潮で、潮の流れが変わっているのだ。
しまった!
必死に岸の方へ泳ぐが、いくら泳いでも進まない。
しまった!
二度目のしまった。
一瞬、最悪の精神が押し寄せる。
でも、きっと、ここでその精神に負けたら死んでしまう…
とりあえず、背泳ぎしていれば、息も大丈夫だし、そんなに疲れないから、岩場迄頑張ろう。と、死ぬ気でこぎ続ける。
なんとか、目的の岩場へ到着。
助かった…
でも、岩場に上がる体力もない。身体はどんどん冷たくなる…
「ママ、おそーい」と、息子が引き上げてくれる。
「じゃ、俺、ビーチ戻るねー」と、すぐ出発。
「ちょっとママ、疲れたからしばらく休んでから行くから!」というと、華麗に立ちこぎしながら「なんでー?」と、振り返る息子。
「もう年なの!疲れて死にそうだったんだから!」と、叫ぶ。
海外だから言葉が通じず良かったが、なんとも、恥ずかしい叫び声w
「わかった、じゃあねー」と、余裕で去っていく息子。
もう、子供の付き添いではなく、助けられる側。
「万が一、ママ、戻れなかったら、助けてね!」と、また叫ぶ。
恐怖がまた押し寄せてきたのだ。
「わかったー」と去っていく息子。
40分くらい休んでから戻ったのは言うまでもない。
気持ちだけ若いままでいると思わぬ危険が待ち受けている。
運動不足解消は、なかなか時間もとれませんが必要な事なのだなと実感しています。