Kanonピアノ教室の日記

指導歴26年の海外ピアニスト講師がつづります。英語も教えています

頑張らない子育て教えない指導

 おはようございます。執筆本の4章にある「頑張らない子育て教えない指導」。

 

 補足したいことが先日もあったので、書かせていただきます。

 みなさん、イライラや感情を親にぶつけられたことはありますか?

 

 私はないのです。

 いつも、いけないことをしたとしても、なぜいけないのかをきちんと冷静に言葉で伝えてくれました。

 子供や子供のお友達が遊びに来ている時、生徒さんも、根から悪い子なんていません。

 きちんと説明すれば素直になおしてくれます。

 ただ。

 感情をぶつけられて育っている子には少し違いがあります。

 私に反抗したりしても、それはそれで、自分を出せる場所があってくれてうれしく思います。

 私だって、自分の子にイラっとすることもありますが、もし、感情を抑えられなかった場合は、必ず後で謝りましょう。

 親も完ぺきではないのでそんな日もあります。

 しかし、後で聞いてみてください。

 「なんで怒られたかわかる?」と。

 大抵、答えられませんw

 子供はなんで怒られたのかがわからず、ただ、悲しい感情だけが残ります。

 きちんと、わかりやすく、わかるまで説明すれば、ガラッと変わります。

 たとえば、それでも口が立つ子がいます。

 2歳のイヤイヤ期と、9歳の臨界期にはこうした症状があって当然です。

 専門家の観点からの{臨界期迄の習い事、IQが高くなる子はピアノを習っている。}などの事例などにも触れさせていただいていますので、是非、ご興味ある方はご一読ください。【アマゾンで「自立できる子」と検索🔍】

 頑張ってるのは親ではなく子供なので、そこを尊重してあげたいですね。

 

受験一か月前に腱鞘炎になった生徒が無事合格

 生徒が全員、無事に第一志望に合格。

 その中の一人が、やってしまいました。

 あと、一か月で腱鞘炎の手前くらいに。

 お医者さんには弾かないように言われたそう。

 ドイツで半身不随、ピアノをリハビリにした私の先生の練習法を伝授。

 無事に、練習を休むことなく、手も治し、無事に合格。

 その方法についても、本に書かせていただいてます。

 

できた、というときは出来てないことが多い

 受験生の一人が失敗したと大泣きしていたのですが、無事に合格。

 息子たちの勉強を見ていても思うのですが、大抵、「できた!」と、晴れやかな時はそうでもないことも多いのです。

 これは、おそらく、自己採点が甘いという事です。

 泣いてしまった子は、実は、首席合格。

 自分に厳しいから、詰めるところが失敗したと泣いていたのでした。

 自己判断が、正確で、客観視が出来ていて、なおかつ自分に厳しいタイプなのでしょう。

 そもそも、自分の演奏が最高。と、思って弾いてる演奏家はいません。

 そう思ってしまったらそこで、終了なのです。

 皆さん、より美しい音楽を求めて、精進しています。私も頑張ります!

 今週末はレコーディングからのひとつイベントコンサート、4月頭も本番がありますので(練習時間の確保のため)、ブログは短めに失礼いたします。